佐賀県 富士機械製作所様にてCNC木工旋盤の実演会を実施しました。

2025年8月7日-8日の2日間にかけて、佐賀県佐賀市にある富士機械製作所様にてCNC木工旋盤の実演会を開催しました。今回ご覧いただいたモデルは、標準モデルである回転直径250mmのオプション設定なしのTT525です。

実演会は全4回開催しましたが、20社以上の参加がありました。佐賀市ではありますが、川を挟んで福岡県大川市があり、この一帯は家具製造の産地を形成している場所です。

実演会では、お皿の削り出しをしました。ケヤキの材料を8分程度で1枚のお皿に削り出します。参加者からは、削り出されたお皿の削り肌が思った以上に滑らかでおどろいたという声もありました。また機械そのもののコンパクトさにびっくりされる方も多かったです。

その後、部屋の中で2次元画像からGコード生成できるソフトと新しく開発したCAD/CAMの紹介をさせて頂きました。質疑応答では、たくさんの質問をいただき関心を持ってご覧いただけたようです。

冒頭にも書きましたが、家具の産地であるこの地域一帯では、家具会社、メーカーが多数あります。そのためやはり関心は「脚物を挽けるか挽けないか」といったところに集まります。このような声を踏まえて、テーブルの脚など長物が挽けるモデルの開発も今後進めていこうと考えています。

富士機械製作所様には、このような貴重な機会と場所を提供くださり、誠にありがとうございました。

今後も他の地域でお披露目会を企画していきたいと考えております。