信頼できるツールを追求するオリジナルブランド「TT」のCBNです。
商品仕様
8インチ(約200mm)ホイール
幅:1インチ
15.88mm軸用
◆CBNホイールをグラインダーに取り付ける際は、別売りの球面ワッシャーを使用することをぜひおすすめします。軸とCBNのわずかなアライメントの誤差を吸収し、ホイールの回転がぶれなくなり、より研ぎが安定します。
(レビュー投稿をご参照下さい。小さな部品ですが、球面ワッシャーの有無だけで使用感が多いに変わります。)
木工旋盤業界でも近年普及が進むCBN
CBN(Cubic Boron Nitride(立方晶窒化ホウ素))は次のような特色があり、ウッドターニングの刃物研磨と抜群の相性です。
・研削力が半永久的につづく
・摩擦熱が発生しにくく、刃物を傷めない
・アルミ合金ボディで軽く、かつ剛性がある(割れる心配がない)
・ドレッシング不要であり、直径も変わらない
通常の砥石の性能を凌駕
CBNは、ホワイトアランダムと呼ばれる、いわゆる「砥石」の次のような弱点をすべてカバーするものです。
・摩擦熱が発生しやすい
・金属粒が詰まり、研削力が落ちるためドレッシングをする必要がある
・ドレッシングするたびに直径が小さくなる
・直径が変わるたびに研ぎ治具のセットを変更しなければいけない
砥石では、SGホイールと呼ばれる高性能のものもありますが、価格差がCBNとわずかであるため、上記のような利点を考慮すると、CBNを選ばない選択肢はないでしょう。
特に、近年各刃物メーカーからリリースされるM42を使用したハイス鋼や粉末ハイス(Powder Metal)を均一に研ぐにはCBNを使用をおすすめします。
番手について
#80 刃物の形状・研ぎ角を素早く変更したい場合に有効。一方で金属のヘリが早い
#180 スクレーパーなどの研ぎに最適。刃物の形状・研ぎ角の変更にも使える
#350 刃物の研ぎの適している
#600 より細かい研ぎを求める場合に最適。金属のヘリが少ない
#1000 さらに細かい研ぎを求める人向け
ツバキラボ Youtubeチャンネルでも紹介
信頼できるツールを追求するオリジナルブランド「TT」
TT (Trusted Tools)は信頼できる道具を提供したいという思いで作られたブランドです。インターネットの発達により多種多様な道具を世界中から安価で購入できる恵まれた時代ではある一方、届いた商品の品質にがっかりした経験をした方も多いでしょう。TTは信頼できる品質の道具を開発し、お客様にお届けします。安心してお使いください。
よくある質問
はじめてCBNを購入します。どの番手を購入すればよいですか?
初めてCBNを購入される方には、ガウジ類の日常的な研ぎは#600、スクレーパーの研ぎやガウジ類の形状変更は#180をお勧めしており、両頭グラインダーではこの2つを取り付けることを推奨しています。
各番手の違いを教えてください。
各番手の用途の違いは下記のとおりです。
#80 刃物の形状・研ぎ角を素早く変更したい 金属のヘリが早い
#180 スクレーパーなどの研ぎに最適 刃物の形状・研ぎ角の変更にも使える
#350 刃物の研ぎの適している
#600 より細かい研ぎを求める場合に最適 金属のヘリが少ない
#1000 さらに細かい研ぎを求める人向け
通常の砥石との違いはどこにありますか?
通常の砥石(ホワイトアランダム、SGなど)は砥粒となる鉱石・セラミックを接着剤などで固めています。そのため、金属を研ぐための物質(砥粒)以外の物質(接着剤)が多く含まれているために、摩擦を生みやすく、金属を効率的に削ることができないだけでなく、摩擦熱によって金属を傷めるリスクがあります。
また上級グレードのハイス鋼(M42)を研ぐことができないという欠点があります。
CBNはダイヤモンドに次ぐ硬さを誇り、M42ハイス鋼を含む金属を効率的に研ぐことができます。
他にも、金属粉が砥石に詰まることがないため、ドレッシングも必要ありません。そのためホイールの形状が常に一定であるため、研ぎジグのセッティングは常に一定に保てるというメリットがあります。
YAMA工房 –
YouTubeでCBNホイールの良さを力説されていましたので、半信半疑で仕上げ用の600番を購入しました。
感想は、素晴らしいです。
今度は片側を180番にする予定です。
TSUBAKI LAB TOOLs –
YAMA工房様
この度のご注文、また大変嬉しいレビュー投稿、ありがとうございます。少し値が張りますので購入に躊躇される方もいらっしゃいますが、みなさま一様に「買ってよかった!!」と言って下さいます。YAMA工房様にもご体感頂けて嬉しい限りです。新しい刃物をおろす時や形状を変えたい時など、180番も大いに活躍すると思いますので、引き続きぜひご検討下さい。
YZ Shiga –
昨年3月に#600 のCBNを購入しました。私の工房で昨年1年間でいろいろなものを購入しましたが、これが2023年のベストバイですね。商品説明に書かれている通りの性能です。トルメックの治具を8インチグラインダーに取り付けて使っているのですが、旋盤用刃物の研ぎストレスが和田さんが書かれている通り皆無になりました。今では鉋・ノミの研ぎにも活躍しています。刃先の研ぎは無論砥石を使うのですが、研ぎ治具を使って研ぎ直す際に刃先部分だけを研ぐ(西洋鉋でいうマイクロ・ベベルというやつですね)様にして研ぎの効率を上げています。研ぎを繰り返すと徐々にしのぎ面全体が30度とかの研ぎ角に到達してしまうのでCBNで少し鋭角になる様(刃先を外して)刃先から離れた部分のアゴ部(?)を削り落とします。そうする事で砥石での研ぎは刃先部分だけで済むので圧倒的に早く研ぎ終えられます。CBNを使うと大して熱も持たず短時間で見栄え良く削れて大変具合がいいのです。年明けに鉋・ノミ合わせて20個ほど研ぎ(CBNを使ったのは3割程度?)、改めて威力を実感したのでご報告する次第です。
TSUBAKI LAB TOOLs –
YZ Shiga様
この度の大変嬉しいレビュー投稿、ありがとうございます。
“2023年ベストバイ”という称号に歓喜しております。
新年の仕事はじめに、キレイに研がれた鉋・ノミがずらりと並ぶ景色に少しでも力添えできたようで、大変喜ばしく思っています。
一方、旋盤用の刃物だけでなく、砥石と併用して鉋やノミの研ぎを効率的にやっていらっしゃることは、CBNの威力だけではなく、YZ Shiga様の熟練の技であると感じます。
これからも皆様に自信をもってお勧めできる商品をご紹介できるよう邁進して参ります!今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Cohiba –
CBN#600に加え、#180を追加購入させて頂きました。砥石と比較して研磨力、低発熱などCBNメリットを実感しました。荒研と仕上げが同径で摩耗しないのでフィンガーネイルジグ、マウンティングの設定を変えずに効率的に作業できる事が最大のメリットですね。
ホワイトアランダム砥石からの買換え需要は多いと思います。
色々なネット販売でCBNを探しましたが、ツバキラボさんの対応とコスパに大変満足しています。
TSUBAKI LAB TOOLs –
Cohiba様
この度のご注文、そしてこのような高い評価を頂き、ありがとうございます。CBNのメリットを大いに感じて頂いて、私どもも大変嬉しく思います。これからも、みなさまに満足頂けるような商品を揃えて参りたいと思います!今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
工房匠人 –
今までホワイトアランダム砥石を長い間使ってきましたが、CBNを使って最初に感じたのは発熱が少なく非常にスムーズだと言うことです。ドレッシングも必要なく、粉塵も砥ぎの鉄粉だけですので作業環境も良好に保てます。切れ味に関しては番手を上げた分若干良くなった感じです。価格が高いだけに摩耗は心配ですが切り替えて正解だったと思っています。