大きな材料から塊でくり抜くことをボウルコアリングといいます。ボウルコアリングができれば、木くずになってしまうところを塊でくりぬき、その塊からまたボウルを削り出すことができます。
1995年の発売以来、Woodcut Toolsのボウルセーバーは、1つの木材の塊から複数のボウルを安全かつ簡単にくり抜き、材料コスト削減をサポートしてきました。
ボウルセーバーは、他のメーカーのコアリングシステムにはない以下の特徴を備えています。
初心者でも安心して使えるコアリングシステム
ボウルセーバーの一番の特徴は、ツールレストとテールストックの両方で支える最も安全なコアリングシステムであることです。コアリングを知っていても、ちょっと難しそうと敬遠していた方も、安全で操作が簡単なため、あらゆるレベルの方が使用できます。
お金と時間を節約
ボウルセーバーを1セット購入するだけで複数のサイズのボウル材料をくりぬくことができます。くり抜くサイズごとにブレードを追加購入する必要はありません。Bowlsaverには2つの頑丈なブレードにステライトカッターが取り付けられており、75mmから300mmまでのボウルを母体となる材料の内側から最大125mmの深さまでくり抜くことができます。
1馬力の旋盤でも使用可能
ボウルコアリングは2馬力以上のパワフルな旋盤でないとできないというのが通説でした。しかしボウルセーバーは1馬力以上で旋回直径が12インチ(300mm)から16インチ(400mm)までのほとんどの木工旋盤で使用可能です。
*旋盤によってツールポストの直径が異なるので、使用する旋盤に合ったツールポストを選択してください。
切れ味抜群の長寿命ステライトカッター
長持ちするステライトカッターは、約500個のボウルを生産します。生木でも乾燥材でも使用でき、毎回完璧なボウルを正確に削り出します。
ユーザーガイド、テンプレート、ビデオの提供
Bowlsaverには、豊富なユーザーガイドの小冊子が同梱されています(日本語版はPDFにて提供)。ユーザーガイド、セットアップ、デモのビデオ は、YouTubeチャンネルにてご覧いただけます。(Woodcut ToolsオフィシャルYoutubeチャンネル、またはツバキラボYoutubeチャンネルにて解説動画があります)
ツバキラボ Youtubeチャンネルでも紹介
Woodcut ToolsのBowlsaverは、毎回完璧なボウルを正確に削り出します。長持ちするステライト製カッターは、最大500個のボウルを作ることができ、生木でも乾燥材でも使用可能です。
テールストックとツールポストの2カ所を介してBowlsaverが結合し安定したシステムとなるため、安心して使用できる唯一のコアリングシステムです。(標準では#2モーステーパーが付属していますが、必要に応じて他のサイズもご用意できます。) この設計により、しっかりとしたサポートが得られ、振動を抑えることができます。 Bowlsaverは、1HP以上で旋回直径12インチから16インチの機種まで、大小のほぼすべての旋盤に適合します。
ウッドカットツールでは、別売りでさまざまなツールポストオプションをご用意しています。(ツバキラボでは、1インチと30mmをご用意しています。そのほかのサイズは取り寄せとなります)
ボウルセーバーには2つのブレードがあり、一度に1つずつ使用します。ブレードの組み合わせにより、母体となる材料の内側から75mmから300mmまでの塊をくりぬくことができます。カッターは研がれた状態で出荷され、すぐにコアリングを始めることができます。再研磨は、ダイヤモンド砥石などで軽く研ぐだけです。
セッティングから使い方を丁寧に解説したユーザーガイドと、ボウルの深さを決定するためのテンプレートパターンが付属しています。付属するハンドルは、1/2インチ径の刃物にも使用することができます。
*日本語説明書付き(PDFにて提供)
*オプション:Bowlsaverライトガイド
*卓上旋盤(最大回転直径~360mm)やVicmarc VL150で使用予定の方は、ツールポストサイズ85mmを選択ください。
日本語マニュアル
商品発送完了後、マイアカウント>該当ご注文の [表示] より、日本語マニュアルがダウンロード可能となります。
雪蟲 –
生木の季節に合わせて、導入しました。
ツールポスト、テールストックでしっかりと固定できるため、
1馬力の木工旋盤でも使用できる唯一の製品です。
300mm超の生木から複数のコアリングできています。
コアリングの際、テノンにかなりの負荷がかかるのでできるだけ大径で深みのある丁寧なテノンづくり、大きなジョーでしっかり掴むことがコツですね。
フェイスプレートリングは必須ですね。作業がぐっとスムーズになります。
1馬力の旋盤ですが、やはり力不足は感じます。本体のプーリーベルトを低速に変更し、できるだけトルクを上げて使用することで作業がスムーズになりました。
今まで時間と労力をかけて大量のおがくずにするしかありませんでしたが、複数の器が追加で作れています。素晴らしい製品をありがとうございます。ご対応ありがとうございました。
TSUBAKI LAB TOOLs –
詳細のレビューありがとうございます。ツールポストとテールストック側から固定しているので、1馬力でも安心してコアリングができますね。おっしゃる通りコアリングするうえで大事なのはコアリングの圧に耐えうるテノンをしっかり作ることだと思います。コアリングによって材料もより有効活用できるので、これからの作品作りも楽しみにしております。