深堀した内側の隅の仕上げに
入れ物やコップのような深く削った内側の隅を仕上げる際に有効なサイドカットスクレーパーです。
スクレーパーは、切削面に対して直角に当てることが基本となりますが、深堀りしたところでは、直角に当てることができなくなります。サイドカットスクレーパーでは一部が欠き取られていることにより、深堀した箇所に対し刃が疑似的に直角に当たっている状態にすることが可能となり、より安全にスクレーパー作業ができるようになります。
こちらのサイドカットスクレーパーの角はとがっており、そのまま使用すれば角ばった内隅の形状を削り出すことができます。またグラインダーでスクレーパーの角を自身の望む丸みに研ぎ形状を変えることで、求める隅の形に合わせることができます。
クライオジェニック処理で、優れた切れ味と長持ち性能を実現
刃物の産地であるイギリス シェフィールドの老舗刃物メーカーCROWN TOOLSのCryogenic(クライオジェニック)シリーズ。
一般的なM2ハイス鋼をクライオジェニック(極低温)処理を施すことで金属の組成を強固にし、通常のM2ハイス鋼の刃物より切れ味がよく、長切れするのが特徴です。
性能の違いは明らかですが、一般的なM2ハイス鋼の刃物との価格差もほぼないため、これから始める方や買い替えを検討している方は、スタンダードとしてクライオジェニックシリーズをそろえることをお勧めします。
実寸サイズ
刃物巾: 18mm
刃物厚: 6mm
刃物長: 152mm
ハンドル長:254mm
全長: 406mm