木工旋盤を動画で体系的に学べるオンラインレッスン「木工旋盤の基礎・基本コース」を、木工旋盤専門コミュニティサイト「TURNING TALK」で公開しました。全10章、各章20〜30分。ツバキラボが対面でおこなっている「木工旋盤4日間コース」と、書籍『木工旋盤の教科書』の内容をもとに構成しています。
どんなレッスンか
木工旋盤は、刃物の当て方も研ぎも、動きを見なければ伝わらない道具です。書籍では止まった状態でしか示せませんし、対面レッスンはその場で見てもらえる代わりに、聞いた内容が翌週には薄れていきます。その両方の隙間を埋めるためにつくったのが、このオンラインレッスンです。
内容は、対面レッスンで4日間かけて伝えている基礎部分と「木工旋盤の教科書」の内容をそのまま動画レッスン用に再構成したものです。機械と安全の理解から始まり、木材、刃物の当て方、研ぎ、そして小皿・お椀・パン皿の制作へと進みます。
- コース名
- 木工旋盤の基礎・基本コース
- 提供サイト
- TURNING TALK(木工旋盤専門コミュニティサイト)
- 構成
- 全10章/各章 約20〜30分の動画レッスン
- 視聴期間
- 無期限。何度でも繰り返し視聴できます
- ベース
- 対面レッスン「木工旋盤4日間コース」/書籍『木工旋盤の教科書』
- 受講料
- 39,600円(税込)
※2026年9月末まで リリース記念価格 19,800円(税込)
カリキュラムの流れ
全10章を、順番どおりに進めていく構成です。道具や木材の知識を先に押さえてから刃物に触れ、研ぎを覚えたうえで制作に入ります。仕上げのサンディングと塗装まで含めているので、最後まで進めば作品を一つ完成させられるところまで届きます。
- 第1章木工旋盤の基礎知識木工旋盤を知る — 機械・道具・安全の基礎知識
- 第2章木材を知る材料としての木を知る — 入手・乾燥・木取りの基礎
- 第3章刃物のあて方の基本削りの基本動作を身につける — ベベルラビングと刃物の扱い方
- 第4章刃物の研ぎ方切れ味を保つ — 刃物研ぎの基本と正しい形状
- 第5章センターワーク(縦木加工)角材から丸棒へ — センターワークの加工手順
- 第6章フェイスワーク(小皿づくり)小皿を作る — フェイスワークの基本工程
- 第7章サンディングの基本表面を美しく仕上げる — サンディングの基本
- 第8章塗装木を長く使うために — 塗料の種類と塗り方
- 第9章お椀づくり実践|お椀を作る
- 第10章パン皿作り実践|パン皿を作る
制作課題は、小皿・お椀・パン皿の順です。面の形状・構成と刃物の入れ方が段階的に難しくなるように並べています。また、削れなくなったら第4章の研ぎに戻る、という行き来ができるのも動画の利点です。刃物の研ぎについてはすべての刃物の研ぎ方を網羅しています。これは4日間レッスンでも伝えきれていないところになります。
動画だからできること
基礎から応用まで、体系的に学べる
Youtubeなどで無料で見られる木工旋盤の動画は増えましたが、それを見る対象者も前提の道具もばらばらなので、いろいろと見てまわっても、体系的な知識は得づらいです。さらに安全に関わる前提が省略されているものも少なくありません。このコースは、ステップごとに知識、技術を積み上げていけれるように章立てしているので、どこから手をつければいいか迷わずに進められます。もちろんすでに知っているないようであればスキップすればいいだけです。
自分のペースで、無期限に繰り返し学べる
視聴期間の制限はありません。削ってみて初めて出てくる疑問——「なぜ表面がきれいにならないのか」「なぜここでキャッチしてしまうのか」——に対して、該当する章だけをその日のうちに見直せます。レッスンの日を待たずに済むぶん、練習が止まりません。
複数アングルと図解で、細部まで見える
刃物の当て方は、角度・接触位置・送りの速さが同時に動きます。対面だと目の前で一度見せて終わりになりがちですが、この動画では俯瞰・手元のアップ・図解を組み合わせて、同じ動作を多角的に解説しています。回転軸に対して刃物をどう動かしているのかまで確認できるので、「分かったつもり」で先に進まずに済みます。
対面レッスンの受講を検討されている方にもおすすめです。用語や手順を先に入れておけば、レッスン当日は「自分の手がどうずれているか」を見てもらう時間に集中できます。動画レッスンは対面の代わりではなく、対面レッスンで習うことの予習、実際やったことの復習として知識・技術を定着させる最高の補助教材になります。
こんな方に向いています
- これから木工旋盤を始めたいが、近くに教わる場所がない方
- 独学で削ってきたが、基礎をもう一度きちんと通し直したい方
- 研ぎがうまくいかず、上達しているのか判断できなくなっている方
- 削るところまではできるが、サンディングと塗装の仕上げに自信がない方
- 対面レッスンの受講前に予習しておきたい方、受講後に復習したい方
リリース記念キャンペーン(2026年9月末まで)
- 通常価格
- 39,600円(税込)
- キャンペーン価格
- 19,800円(税込)
- 期間
- 2026年8月 〜 9月末
受講の前に、揃えておきたいもの
動画を見ながら実際に削っていくには、木工旋盤本体と刃物、そして研ぎの環境が必要です。とくに研ぎについては、グラインダーと研磨治具が揃っていないと、第4章の内容を実践できません。第7章・第8章に進むにはサンドペーパーと塗料も必要になります。
これから道具を揃える方は、当店の読み物「木工旋盤のはじめ方」や刃物の記事もあわせてご覧ください。何をどの順に揃えればよいかを整理しています。
