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  • VICMARC ダブテールジョー 223mm チャック 木工旋盤

VICMARC VM120用 ダブテールジョー 223mm

¥20,350 税込

VM120シリーズのダブテールジョー最大径。直径27cm近い円で大物を受け止めます。

「浅い大皿はほぞの深さが取れない」「小径ジョーで拡張するとリセスが割れる」「薄挽きの平皿でビビリが止まらない」――大皿づくり特有の悩みに、支持円の大きさそのもので応えます。保持レンジは223mmから約271mm。拡張する力がはるかに長い円周へ分散されるため、浅いリセスでも安全に保持できます。広い前面がワークの底を面で支え、首を振る動きを物理的に抑え込むため、より薄く、よりきれいに挽けます。

直径45cmの大皿に直径22cmの高台。造形としても無理のない比率です。

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直径40cmを超えるような大皿。このような大きな作品の保持は、通常のジョーの守備範囲を超えています。

Vicmarc「ダブテールジョー 223mm」は、VM120シリーズのドブテイルジョーで最大径となるモデルです。223mm から約271mm という圧倒的な支持円で、大物作品を安定して受け止めます。

特徴

1. 223mm〜約271mm。シリーズ最大の保持レンジ

表示サイズの223mmは、4つのジョーが完全な真円を描いた状態の外径です。VM120 / VM150 チャックでは、ここからさらに約48mmの拡張が可能。直径27cm近い円で作品を支えることになります。

ほぞを掴む「クランプモード」、リセス(凹み)に押し広げて噛ませる「エキスパンションモード」、どちらにも対応します。

2. 大皿・プラターのための保持

浅い作品は、そもそも深いほぞが取れません。必然的に浅いリセスへの拡張保持が主役になりますが、小径ジョーでは接触する円周が短く、木を押し広げる力が狭い範囲に集中してリセスの縁が割れます。

223mmジョーは同じ拡張力をはるかに長い円周に分散させるため、浅いリセスでも安全に保持できます。造形の面でも、直径45cmの大皿に直径22cmの高台という比率は自然で、作品として無理がありません。

3. ワークの底面を「面」で受け止める

大径ジョーの広い前面が、ワークの底をしっかり支えます。薄挽きの大皿では、切削中にワークが首を振ろうとする動きこそがビビリの正体。223mmという広い支持面はこれを物理的に抑え込み、刃先の当たりを安定させます。

結果として、より薄く、よりきれいに挽けます。

4. ダブテール面のテーパー加工

Vicmarc のダブテールジョーは、ダブテール面に機械加工によるわずかなテーパーが設けられています。

ほぞを掴むとき、ほぞの平坦部がわずかに逆向きのテーパーになっていたり、隅に木の繊維や削りカスが残っていたりすることは実際よくあります。ジョー側にテーパーがあることで、隅からわずかに離れた位置で確実に保持できる——つまりゴミや加工誤差の影響を受けにくく、ブレのない固定が得られます。リセスに噛ませる場合も、平坦部が中心側に向かって傾いているケースに同じ理屈で対応します。

保持径が大きいほど、わずかな振れは外周で拡大されます。この加工が効いてくるのは、まさにこのサイズです。

5. 一体削り出しからの4分割、マッチドセット出荷

Vicmarc のジョーは、一体の状態で削り出したうえで4つに切り分け、1〜4の連番を刻印して出荷されます。組み合わせが固定されたマッチドセットであるため、組み付けたときに真円が出る。これが「振れない」という評価の根拠です。

ダブテール角は内側・外側とも13度。148mmをはじめとする他のダブテールジョーと共通のため、ジョーを持ち替えてもほぞ・リセスの角度は同じ。加工の手順を変える必要がありません。

こんな作品に

  • 直径40cmを超える特大プラター、大皿
  • 大型のボウル
  • 薄挽きの平皿など、ビビリを抑えたい作品
  • 浅くてほぞが取れない作品のエキスパンション保持
  • 大物の底面仕上げのための掴み直し

すでに148mmをお持ちの方の買い足し、あるいは大皿を主力にされている方の常用ジョーとして。

ご使用にあたって

  1. 回転数は特に低めに。 シリーズ最大径のジョーであり、質量も外周速度も大きくなります。標準ジョーと同じ感覚で回すことは絶対に避けてください。取り付け後は必ず最低速から始め、振動がないことを確認しながら段階的に上げてください
  2. チャックの容量とワーク重量を確認してください。 大径ジョー自体の質量が加わるため、旋盤の主軸・ベアリングへの負担も増します。お使いの旋盤の許容範囲内でご使用ください
  3. ほぞ・リセスの角度は13度です。 標準ジョー(内側10度・外側14度)とは異なります
  4. ジョーは奥まで確実に。 大径ジョーほど取り付けボルトへの負担が大きくなります。スライド溝の奥まで正しく座らせ、ボルトを規定通り締め込んでください

Vicmarc について

オーストラリア・クイーンズランドを拠点に、1984年から木工旋盤とアクセサリーを製造してきた家族経営のメーカー。素材の選定から最新のCNC加工機による高精度加工まで一貫して自社で行い、世界中のプロターナーに支持されています。

チャックとジョーの精度は Vicmarc の代名詞とも言える部分です。ただ、その精度がどこから来ているのかは、カタログを読むだけでは見えてきません。

ツバキラボ代表の和田は、オーストラリア・ブリスベンにある Vicmarc の工場を実際に訪問しました。そこで見たのは、古き良き機械と最新鋭の機械の両方を使いこなしながら、常により良いものづくりを目指す会社の姿でした。創業者 Victor がイタリア移民のエンジニアであったこと、機械がイタリアンブルーをまとっている理由、そして現社長マルコとその息子アレックスへと受け継がれてきたもの。

クラフトマンシップを受け継ぐVicmarcのものづくりについてはこちらの記事をぜひご覧ください。

製品仕様

  • 品番:V00682
  • 呼びサイズ:223mm(8.78″)※真円時の外径
  • 保持レンジ:223mm〜約271mm(VM120 / VM150 使用時)
  • ドブテイル角:内側13度/外側13度
  • 対応チャック:Vicmarc VM120 / VM140 / VM150
  • 構成:ジョー4枚1組(連番刻印付きマッチドセット)、取付ボルト付属
  • 製造:オーストラリア

可動域寸法

ジョーを閉じた時:83mm(クランプ) / 99mm(つっぱり)
ジョーを開いた時:121mm(クランプ) / 137mm(つっぱり)

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